シナモンにはカビを防ぐ効果があります。これは香り成分であるシンナムアルデヒドやオイゲノールの殺菌作用によるものです。
シンナムアルデヒドはシナモン特有の香りを形成している主成分ですが、細菌に触れると菌の細胞膜を破壊することが、医学的にも確認されています。ただし、シンナムアルデヒドが菌を破壊する、そのメカニズムはまだ解明されておらず、研究が進められています。
オイゲノールはスパイスのクローブの代表的な香り成分。シナモンには大量に含まれているわけではありませんが、その分殺菌作用は強力です。有効成分としてクローブが入っている胃腸薬がありますが、これはオイゲノールの抗菌機能によるものです。
カビが出やすい梅雨の季節には、シナモンのエッセンシャルオイルが重宝します。オイルをコットンに染み込ませて靴箱などに入れたり、カビが気になるところに薄めてスプレーすると発生を防いでくれます。
オススメの使用方法はアロマランプです。よい香りを楽しむ間に有効成分が部屋中を殺菌してくれるため、楽にカビ対策ができます。
このオイルは皮膚につくと刺激が強いため、直接濃い濃度で触れないようにしてください。1歳未満のお子さんや妊婦の方も避けた方が無難です。